NECはIを活用して事業企画書を診断・評価するサービスの有償PoC(概念実証)を開始した。本サービスは自社の新規事業開発経験を基に、AIが事業企画書を自動分析し、内容の過不足を診断、さらに改善のための具体的なアドバイスを提供する仕組みである。企画担当者のスキルや評価者のバックグラウンドの違いによるコミュニケーション課題を解決し、事業開発のDX推進を目指す。
AIは独自の評価軸を用いて客観的なアドバイスを行い、各組織の評価基準にも柔軟に対応可能とする。NECは自社でもこのサービスを活用し、プロセス効率化を図ってきた。先行PoCによる実運用で価値検証とフィードバックを行い、2026年初頭に正式提供する計画である。サービスの詳細は同社Webサイトで公開されている。
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AIdiver編集部(エーアイダイバーヘンシュウブ)
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