9月26日、電通デジタルは、dentsu health Japanおよび電通サイエンスジャムを2026年1月1日付で吸収合併することを発表した。
電通デジタルが有する広告やCX、データ、システムなどのサービスとAI領域のケイパビリティにdentsu health Japan、電通サイエンスジャムの専門性を融合することでクライアントの事業成長に伴走・貢献していくとのことだ。
合併により、dentsu health Japanの強みを活かしたメディカル領域のコンテンツ制作自動化や患者、医師、製薬企業におけるそれぞれの立場に応じた“サポートAI”などを実現する「最先端バーティカル(業界特化型)ソリューション」開発を推進するため、社内専門組織「dentsu health室(仮称)」を新設。さらに電通サイエンスジャムが有するデータサイエンススキルや生体情報の取得・解析に関する専門知見や技術力を活かし、国内電通グループ内におけるデータサイエンス人財を集約することで、データ活用によるマーケティングの高度化、1stパーティデータや外部データ、3rdパーティデータなども取り入れた生成AIの利活用を加速するとしている。
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