7日、VARIETASは同社が開発・提供する「AI面接官」が、KDDIの新卒採用パーソナル事業本部の一部コースで導入されたと発表した。対象は「パートナーコンサルコース」と「カスタマーサービスコース」で、採用初期フェーズにおいてAIが応募者の志向や専門性とコースのマッチングを図る。
AI面接官は、応募者の回答内容によって質問が展開され、個々の思考や志向性を自然に引き出す設計となっている。これにより、評価のバラつきの補正や、納得感のある評価体制の支援を目指す。KDDIパーソナル事業本部は、人財要件ごとに評価基準を明確化し、データ分析を用いてマッチング精度向上を図るとし、AI評価データを入社後のキャリア形成支援にも活用するとしている。AI面接官の導入は、対話の質向上や採用過程の公正性強化も意図している。
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