IVRyは2025年12月25日、同社が提供する対話型音声AI SaaS「アイブリー」の累計利用アカウント数が50,000件を突破したと発表した。あわせて、サービスを通じた累計発着信数は7,000万件を超えた。この背景には、労働人口減少に対応した電話対応業務の効率化や、コミュニケーションデータ(音声データ)の有効活用の必要性が高まっていることがああるという。
「アイブリー」は電話応答の自動化や通話内容の自動分析・要約を特徴としており、中小企業から大企業まで、業界や規模を問わず全国47都道府県・95%以上の業界へ導入が広がっている。2025年11月には通話データのAI解析を可能にする新プラットフォーム「IVRy Data Hub」もリリースし、企業内外のデータ連携や経営判断への活用を支援している。
また、「AI機能標準搭載」など全プランの刷新や「対話完了課金」等の新サービス展開も実施。今後も音声AIとコミュニケーションデータの活用を通じ、企業支援インフラとしての成長を目指すとしている。
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