Salesforceは2025年11月18日、AIエージェントが顧客の商品発見から購入までを支援する新機能「Agentforce for Commerce」を日本国内で提供開始したと発表した。本機能はBtoC Commerce上で動作するAIエージェントが、チャットを通じた自然な会話で顧客のニーズに合わせた商品提案や購入サポートを行う。
新たに提供される「Guided Shopping for B2C Storefronts」では、顧客がWebサイトやモバイルアプリ上でAIエージェントとチャットしながら商品選定や比較、購入が可能となる。顧客の好みや用途に合わせてリアルタイムに検索結果やおすすめ商品が最適化され、「何を探していいかわからない」といった課題にも対応できる。
さらに、チャット内でApple PayやGoogle Payによる決済を完結でき、返品や配送などの問い合わせにもAIエージェントが即時対応する。マルチチャネル・多言語対応が可能で、グローバル展開するブランドにも対応できる設計となっている。
既存の「Salesforce B2C Commerce」環境に容易な設定追加で導入できる点も特徴で、短期間で展開が可能とされる。これにより、企業はオンライン接客の自動化や購買率の向上、業務効率化、統一された購買体験の実現が期待される。
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AIdiver編集部（エーアイダイバーヘンシュウブ）
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