米国Salesforceは2025年10月30日、Agentforce、Einstein、Slack AIを対象にAIマネジメントシステムの国際規格「ISO 42001認証」を取得したと発表した。
ISO 42001はAIの開発や運用に関する国際的な基準であり、AI活用製品やサービスを提供・利用する組織に要求事項を定めている。認証取得により、SalesforceのAIガバナンスが透明性、説明責任、倫理性の観点から厳格な要件を満たしていることが証明される。
SalesforceはAIを責任を持って安全に活用する方針を掲げ、法令や倫理に配慮した運用を進めてきた。認証審査を実施したBDOパートナーのマーク・ランディン氏は「今回の認証がSalesforceの責任あるイノベーションを示す重要な成果である」と述べている。
この認証取得によって、SalesforceのAIソリューションを利用する企業はAIによる業務の自動化や効率化をより安心して進められる。今後もSalesforceは信頼性と倫理、透明性に基づくAIイノベーションを推進する方針だ。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
AIdiver編集部(エーアイダイバーヘンシュウブ)
「AIdiver」(エーアイダイバー)は、株式会社翔泳社が運営する、企業およびビジネスパーソンのAIの利活用にフォーカスしたメディアです。経営、ビジネス、日々の業務をAIで変革したい「AIリーダー」の皆さまに役立つコンテンツを発信します。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
