各産業のAI化を推進するトグルホールディングスは、OpenAIとの連携を発表した。これにより、不動産・建築業界をはじめとした幅広い領域における、共創型AIプラットフォームの開発・提供を加速するとしている。
トグルホールディングスは、不動産の開発と流通というリアルビジネスの現場でAI技術を実装し、独自のデータ資産とノウハウを蓄積してきたという。本業務連携は、この強みに、OpenAIが有する最先端の大規模言語モデル(LLM)基盤を融合させるもの。具体的には、次の3領域をシームレスにつなぐ「共創型AIプラットフォーム」を構築する。
- リアルビジネスの現場に根差した高度なDX支援
- 実用性の高いAIプロダクトおよびAIエージェントの開発・展開
- 顧客ごとの個別事業課題に踏み込んだコンサルティング・ソリューション提供
また、本業務連携により、特に次の領域におけるサービス開発と提供を強化するとのこと。
AIプロダクト・エージェント群の高度化
トグルホールディングスが開発するAIプロダクト・各種業務支援AIエージェント(営業・マーケティング・コーポレート業務など)に、OpenAIのモデルを統合。契約書レビュー、高精度な文書ドラフト、自社ナレッジを活用したアシスタント機能など、応答品質と処理速度を飛躍的に向上させ、より実用的な価値提供を実現する。
AIコンサルティング・ソリューション事業の拡大
トグルホールディングスの不動産開発事業で培ったDX化の知見を活かし、AIコンサルティング・ソリューションを拡充する。OpenAIのモデルを組み込んだ当社独自のAIプロダクト群を中核に、個社ごとの課題解決に向けたソリューション提案、導入カスタマイズ、運用改善までを一気通貫で支援する。
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AIdiver編集部(エーアイダイバーヘンシュウブ)
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