富士ソフトは2025年12月12日、SalesforceのAIエージェントプラットフォーム「Agentforce」の導入支援ソリューションの提供を開始した。本ソリューションは、営業部門を中心に、AIエージェントを活用した業務のデジタル変革（DX）を支援することを目的としている。
「Agentforce」は、営業やマーケティングなどのフロントオフィス業務を支援するAIエージェントプラットフォームであり、自然言語によって対話形式で操作可能なAIエージェントを容易に作成できる点が特徴だ。富士ソフトでは、2025年より同社内で試験導入し、5段階に分けた検証を実施してきた。
第1段階の検証では、営業ロールプレイング支援や、Microsoft Teamsの会議記録・議事録作成との連携による顧客情報・商談情報の自動入力などを実施。その結果、最大で90％の工数削減効果が見込めることが分かった。これにより、業務記録の標準化や効率化を推進できるとされている。
また、富士ソフトは長年にわたりSalesforce導入支援の実績を持ち、約170名の技術者と300件以上の資格取得者を擁している。今後も提案活動や市場動向調査など多様なユースケースの検証を継続し、業務効率化やDX推進のためのデータ基盤構築にも取り組む。
本ソリューションの提供開始にあたり、無料相談サービスも展開し、顧客の営業DX化ニーズに応える方針だ。
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AIdiver編集部（エーアイダイバーヘンシュウブ）
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