2025年10月24日、カラクリは、Upstageと共同開発した日本語大規模言語モデル「Syn Pro(シン・プロ)」を発表した。
同モデルは、Weights & Biases Japanが運営するNejumi Leaderboard 4において、32Bパラメータ以下のモデルの中で日本語性能第1位、世界トップ20にもランクインしたとのことだ。
日本語の微妙なニュアンスや文化的文脈への理解、そして高い精度を特徴としており、金融・保険・法務などの精度やニュアンスが求められる分野のニーズに対応。また、独自の推論最適化機能「Reasoning Budget(推論バジェット)」により、タスクに応じて速度と複雑性を動的に最適化し、安定した本番運用を実現可能だとしている。
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