10月21日、Weights & Biases Japanは、みずほフィナンシャルグループ(以下、みずほFG)の社内AI開発において、実験管理・MLOpsプラットフォーム「W&B Models」が導入されたことを発表した。
W&B Modelsの導入は日鉄ソリューションズとの協業のもと実施され、10月1日より国内金融機関として初めて、Weights & Biases製品の活用を開始するとのことだ。みずほFG 執行役員 デジタル戦略部部長兼デジタル・AI推進室長 藤井達人氏は、「みずほFGでは、生成AIを活用した膨大な社内ドキュメントの検索、また高度な業務を遂行するAIエージェントの開発を進めています。それらを支える金融業務の専門知識やみずほFGとしての考え方を学習させた“みずほLLM”の構築試行プロジェクトにおいて、W&B Modelsは優れた機能性を発揮しました。今後、ますます高度化する金融向けAIエージェントの開発において、同社のソリューションは不可欠になっていくと考えています」とコメントしている。
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