11月11日、Nishikaは、議事録作成支援AI「SecureMemoシリーズ」が東京都のスタートアップによる事業提案制度に採択され、都庁の複数局での導入が決定したことを発表した。
東京都では、令和4年11月に公表したスタートアップ戦略「Global Innovation with STARTUPS」に基づき、社会課題や行政課題の解決に貢献するスタートアップとの協働を進めている。この一環として、スタートアップの持つ技術・発想を様々な都政課題の解決に活かす「スタートアップによる事業提案制度」を実施。今回、NishikaのSecureMemoシリーズが採択されたとのことだ。
これにより、2026年3月31日までの期間、都庁の複数局においてSecureMemo、SecureMemoCloudが導入される。期待される導入効果は以下の通り。
- 業務効率の大幅な向上:議事録作成にかかる時間を最大で70%削減(導入実績より)し、職員の負担を軽減する
- 記録の正確性と網羅性の確保:高精度な文字起こしにより、「言った言わない」のトラブルを防ぎ、議論の内容を正確に記録・活用できる
- 強固なセキュリティの実現:オンプレミス版の活用により、機密性の高い会議内容も情報漏洩のリスクなく安全にデータ化できる
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