10月7日、シナモンは、住友ファーマに、生成AIを搭載した「Flax Scanner(フラックス・スキャナー)」を提供したと発表した。
Flax Scannerは、手元の端末でラベルを撮影することでフォーマットの違いに関わらず、AIが必要な情報を自動抽出するもの。これによりデータ入力や確認作業にかかる時間を削減し、ヒューマンエラーのリスクを軽減。抽出したデータをその場でMESと突合できることで、これまでは自席で行っていた確認作業を現場で行うことが可能になり、従業員の移動を軽減することで業務フロー全体の効率化を実現できるとのことだ。

今後両社は協議を重ね、Flax Scannerの導入範囲を拡大するとしている。
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