博報堂テクノロジーズは、NVIDIAテクノロジーを活用し、広告・マーケティング領域特化のエージェント型AI(Agentic AI)の研究開発を推進すると発表した。近年複雑化する消費者行動やリアルタイム施策への対応のため、複数AIの協調による自律的判断システムの重要性が増していることが背景にある。
本プロジェクトでは、NVIDIA AI BlueprintやNVIDIA NeMo-Agent-Toolkitなど最新フレームワークを活用し、情報統合・効率的運用のできる独自AIエージェントを開発。キャンペーン結果やユーザー反応を即時で施策に反映する「自己強化型広告運用サイクル」の実現が目指す。Hakuhodo DY ONEが2025年8月に提供を開始したAIエージェントサービス「ONE-AIGENT」や、博報堂DYホールディングスが開発する統合マーケティングプラットフォーム「CREATIVITY ENGINE BLOOM」における応用・強化も視野に入れていく。
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AIdiver編集部(エーアイダイバーヘンシュウブ)
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