弁護士法人モノリス法律事務所は、2026年1月19日、生成AI(ChatGPT等)活用に対する企業のガバナンス体制強化を目的とし、AI法務チームの支援体制を拡充したと発表した。

今回の体制強化により、モノリス法律事務所のAI法務チームは、弁護士とITコンサルタントが連携し、企業が現場で実効性あるAI規定を運用できるよう包括的なソリューションを提供する。具体的には、次の3段階の支援を行う。
1つ目は、一般的な雛形の流用ではなく、企業ごとの業種やAI利用内容(コード生成、画像生成、文書要約等)に応じたリスクを具体化したガイドラインの策定である。各業務やツール、入力・出力内容ごとにリスク判定を自動化する基準の設計を行う。
2つ目は、AI利用申請に対する意思決定プロセスを構築し、情報システム部門が法的判断を容易に行える「中間層チェックリスト」を開発する。これにより、承認基準が明確化し、審査の迅速化・安全性向上に資する。
3つ目は、就業規則や契約書への反映など法的実効性を確保するためのルール整備である。AIを活用する委託先に対しても秘密保持や権利侵害リスクを契約面からコントロールし、サプライチェーン全体のリスク管理を支援する。
また同事務所は、業務フロー図やリスク判定表など実務で即利用可能な成果物と、技術の進化や法改正に即応するガイドラインの継続的なアップデートサービスも提供している。代表弁護士がIT・ソフトウェア分野の経験を持つ同事務所では、専門性と実装力を兼ね備えた「法律×IT」体制で、企業のAIガバナンス向上に貢献していく方針だ。
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AIdiver編集部(エーアイダイバーヘンシュウブ)
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