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リーガルテック、「知財AI」を発表 知財業務の“民主化”目指す

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 10月2日、リーガルテックは、「知財AI」を発表した。

 知財AIは、同社が独自開発した「AI IPGenius on IDX」と特許データ管理プラットフォーム「MyTokkyo.Ai」を統合した、知財業務の全領域をカバーするプラットフォーム。生成AIとRAG(検索拡張生成)技術を活用し、特許検索や明細書・請求項のドラフト作成、技術動向分析、侵害リスク検出、知財戦略提案までを自動でサポートする。

 従来、特許調査や出願書類の作成には専門的知識と多大な時間が必要とされていた製造業・研究開発部門においては、知財AIの導入で1案件あたりの作業時間を最大70%削減することが可能だという。これにより中堅製造業や大学・研究機関の知財担当者が、より戦略的かつ創造的な業務にリソースを集中できるようになるとのことだ。

主な機能と特長

  • 特許調査の高速化:数百万件の特許情報を横断検索し、技術的類似性に基づいた先行技術調査を数秒で実施
  • 明細書・請求項の自動ドラフト生成:生成AIが出願文書の初稿を作成し、業務負荷を削減
  • 知財戦略の可視化:競合分析、無効資料調査、技術トレンドの自動抽出により、知財ポートフォリオの最適化を支援
  • RAGによる信頼性の高い回答:MyTokkyo.Aiと連携し、エビデンスに基づいた信頼性の高い応答を生成

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