SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

AIdiverニュース

OpenAI、Webブラウザ「ChatGPT Atlas」発表 ブラウザメモリにもとづいた回答が可能

  • Facebook
  • X
  • note

  • Facebook
  • X
  • note

 OpenAIは2025年10月21日、ChatGPTを中核として構築した新しいWebブラウザ「ChatGPT Atlas」を発表した。macOS版をFree、Plus、Pro、Goユーザー向けに全世界でリリースする。また、AtlasはBusinessプラン向けにベータ版も提供されており、プラン管理者が有効化すれば、EnterpriseおよびEduプランのユーザーも利用が可能。Windows、iOS、Android版も近日中に提供開始される予定となっている。

 Atlasを通じて、ユーザーが今いるウィンドウで、コピー&ペーストしたりページを離れたりすることなく、ChatGPTがユーザーの操作を理解しタスクを完了する。ChatGPTにはメモリが内蔵されているため、過去のチャットや詳細を会話に活用して、新しいタスクの達成をサポートする。

 ブラウザメモリにより、ChatGPTは訪問したサイトのコンテキストを記憶し、必要なときにそのコンテキストを再び利用する。たとえば、ユーザーは「先週見た求人情報をすべて見つけて、面接の準備に使える業界動向のサマリーを作成してほしい」といった質問をChatGPTに投げかけられる。

 なお、Atlasのブラウザメモリは設定から表示またはアーカイブでき、閲覧履歴を削除すると関連するブラウザメモリも削除される。

 ChatGPTは、Atlasのエージェントモードを活用しブラウジングコンテキストに合わせて動作することで、より高速で便利な機能を実現した。これにより、ブラウジング中の調査・分析、タスクの自動化、イベントの計画や予約の登録といった作業がさらに効率化される。Atlasのエージェントモードは、Plus、Pro、Businessユーザー向けにプレビュー版として提供が開始された。

関連リンク

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • note
この記事の著者

AIdiver編集部(エーアイダイバーヘンシュウブ)

「AIdiver」(エーアイダイバー)は、株式会社翔泳社が運営する、企業およびビジネスパーソンのAIの利活用にフォーカスしたメディアです。経営、ビジネス、日々の業務をAIで変革したい「AIリーダー」の皆さまに役立つコンテンツを発信します。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • note
AIdiver(エーアイダイバー)
https://aidiver.jp/news/detail/135 2025/10/22 12:00

広告を読み込めませんでした

広告を読み込み中...

アクセスランキング

アクセスランキング

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング