Salesforceとアマゾン ウェブ サービス(AWS)は、AIエージェント活用による企業変革推進に向けたパートナーシップ強化を発表した。両社は10年にわたる協業を背景に、データの統合、相互運用可能なAIエージェント、次世代コンタクトセンター、AWS MarketplaceでのAIソリューション調達効率化の4つの柱で連携を進める。
Salesforce「Data 360」のZero Copy機能により、データの複製なく分析が可能となり、1-800AccountantやExpedia Groupなどはリアルタイムの対応や広告効果計測を実現している。AIエージェント相互の連携や、厳格なセキュリティ基準への対応も強化した。
また、AgentforceやAmazon Connectによるコンタクトセンターの刷新、AWS Marketplaceを通じたソリューションのグローバル展開で、導入の簡素化と効率化を図っている。今後も両社は、企業のAI活用とイノベーション創出を広く支援していく方針である。
【関連記事】
・SalesforceとOpenAI、業務利用とコマース分野での戦略的パートナーシップを拡大
・Salesforce、Agentforce IT Serviceを発表 AIでIT業務の生産性を向上
・オラクル、AIスーパーコンピュータを新たに発表 ピーク性能で従来比10倍のzettaFLOPSを実現
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
AIdiver編集部(エーアイダイバーヘンシュウブ)
「AIdiver」(エーアイダイバー)は、株式会社翔泳社が運営する、企業およびビジネスパーソンのAIの利活用にフォーカスしたメディアです。経営、ビジネス、日々の業務をAIで変革したい「AIリーダー」の皆さまに役立つコンテンツを発信します。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です