10月9日(現地時間)Salesforceは、AIエージェント主導型のIT自動化ソリューション「Agentforce IT Service」を発表した。同製品は、多くの企業において長年課題となってきた非効率なチケットベースのITサービス管理を、即時解決型の会話的サポートへと進化させるもの。従業員はSlackやTeamsなど、業務で日常的に使用するツールからITリクエストが可能で、AIエージェントが自動で対応、インシデントの作成・要約・解決を行う。
これにより、待機時間や煩雑なやり取りが大幅に削減され、IT部門と従業員双方の生産性向上につながるという。複数のAIエージェントによる協業、各種システムとの即時連携、統合型CMDB(AIエージェント型構成管理データベース)なども搭載する。Agentforce IT Serviceは、10月より一般提供を開始する予定だ。

- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
AIdiver編集部(エーアイダイバーヘンシュウブ)
「AIdiver」(エーアイダイバー)は、株式会社翔泳社が運営する、企業およびビジネスパーソンのAIの利活用にフォーカスしたメディアです。経営、ビジネス、日々の業務をAIで変革したい「AIリーダー」の皆さまに役立つコンテンツを発信します。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です