株式会社ディー・エヌ・エー(以下、DeNA)は、Cognition AI,Inc.が提供する自律型AIソフトウェアエンジニア「Devin」のエンタープライズ版(以下、Devin Enterprise)を、全社規模で導入した。
DeNAは2025年7月にCognition AIと戦略的パートナーシップを締結して以降、自社内でのDevin Enterpriseの導入を進めてきた。Devin Enterprise導入における、自社クラウド内展開の設定、全社展開を行うために必要なアカウント管理方法の確立など、様々な課題を解消したことで全社導入に至ったという。既に40チーム以上での利用が開始されている。なお、具体的には次のプロセスを経て全社導入を実現した。
(1)事業の多様性に対応する「全社汎用基盤」の構築
多様な事業資産を保護するため、物理的に独立した環境としてDevin EnterpriseをDeNAのクラウド環境内のVirtual Private Cloud(VPC)版で展開。加えて、シングルサインオン(SSO)連携を含む、当社独自の高度な認証・権限管理体系を確立した。
(2)「段階的導入」を選択した理由と期間
約半年の準備期間を設け、次の3段階を経て導入を拡大した。
- α(アルファ)版:コアユーザーによる技術検証と、エンタープライズ利用におけるガバナンス要件の抽出
- β(ベータ)版:実案件に近い環境での試行。Devin専用Slack Workspaceの運用ルール策定や、組織単位(Sub-Organization)作成の自動化フローを構築し、運用負荷を軽減
- 全社展開版:約2,000名の全社員が、それぞれの事業特性に合わせてDevinを即座に呼び出し、業務に組み込める状態を実現
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AIdiver編集部(エーアイダイバーヘンシュウブ)
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