Cognitionは、AIソフトウェアエンジニア「Devin」を開発する企業として、資金調達後評価額が260億ドルとなり、10億ドル超の資金調達を完了したと発表した。今回の調達ラウンドはLux Capital、General Catalyst、8VCが主導し、Founders Fund、Elad Gil、Alpha Wave、Definition Capital、Positive Sum、Avenir、Vitruvian、Bain Capital Ventures、Conversion Capital、137 Ventures、Soma Capital、Omri Casspiなど既存投資家に加え、Ribbit Capital、Atreides、Layer Globalなど新規投資家が参加した。
Cognitionが2024年3月に発表した自律型AIソフトウェアエンジニア「Devin」は、ソフトウェア開発分野でその地位を確立しつつある。エンタープライズでの利用は今年初めから10倍以上に拡大し、ランレート売上高は4億9,200万ドルとなった。Citi、Mercedes-Benz、Goldman Sachs、Elevance Health、Dell、Santander、U.S. Army、U.S. Navyなどの大手組織や、成長著しいExa、Modal、Eight Sleep、OpenRouterといったスタートアップにも導入が進んでいる。
実際にDevinを活用することで、Mercedes-Benzでは8カ月かかっていたレガシーシステム刷新が8日間で完了するなど、生産性向上が実現されているという。また、InfosysやCognizantもDevinを業務プロセスに導入し、プロジェクト遂行スピードを高めている。Itaú Unibancoでは、セキュリティ脆弱性の70%がDevinによって自動修正された。
今後は今回調達した資金で、研究開発やエンジニアリング体制の強化、エンタープライズ導入拡大、インフラ投資、グローバル展開の推進を図る方針である。従業員数は9名から250名超へ増加し、ロンドン、東京、シンガポールにも拠点を設立。「Cognition for Government」では、U.S. Army、U.S. Navy、米国財務省、およびNASAジェット推進研究所を含む米連邦政府機関への導入も支援している。
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