オラクルはOracle AI Agent Studio for Fusion Applicationsの最新アップデートを公表した。今回の拡張では、Oracle Fusion Cloud Applications向けにAIエコシステムが強化され、新たなAI Agent Marketplaceが導入された。これにより検証済みのパートナー製AIエージェントを業務システム内で容易に展開できるようになる。
さらに、OpenAI、Anthropic、Cohereなど複数のLLMに対応。エージェント間の連携、外部システムとのシームレスな統合、APIキーの安全管理など、多様な新機能が追加された。リアルタイム監視や性能評価、マルチモーダル検索拡張生成（RAG）も実現する。
また、認定エキスパート3万2,000人超によるパートナー・ネットワーク拡大も発表。これらの拡張により、企業はAIによる業務効率化と迅速な課題解決が可能となる。
【関連記事】
・オラクル、AIスーパーコンピュータを新たに発表 ピーク性能で従来比10倍のzettaFLOPSを実現
・OpenAI・米オラクル・ソフトバンクG、米国内に新たに5つのAIデータセンター拠点を設立へ
・OpenAI、AMDと戦略的提携 AIインフラ構築へGPUを大規模導入・AMDは数百億ドル収益見込む
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか？
- この記事の著者
-
AIdiver編集部（エーアイダイバーヘンシュウブ）
「AIdiver」（エーアイダイバー）は、株式会社翔泳社が運営する、企業およびビジネスパーソンのAIの利活用にフォーカスしたメディアです。経営、ビジネス、日々の業務をAIで変革したい「AIリーダー」の皆さまに役立つコンテンツを発信します。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか？
この記事をシェア