損害保険ジャパンは、生成AIを活用した新たな「代理店業務品質評価システム」の運用を2025年12月に開始した。本システムは、2026年度から損害保険業界共通で本格導入される「代理店業務品質評価制度」に先駆けて開発された。
同制度は、一般社団法人日本損害保険協会が主催するものであり、損保業界における代理店の業務運営品質向上を目的に設けられている。損保ジャパンでは顧客本位の業務運営の実現を目指し、業界共通制度の開始前に独自の評価システムを導入した。
本システムはPalantir Technologies Japanと共同で開発され、Palantirのデータ統合基盤「Foundry」とAI基盤「AIP」を活用している。具体的には、委託代理店が提出する資料をもとに、あらかじめ定めた項目と基準に沿って社員が判定を実施。その際、AIが一次判定を行い、社員が確認する機能を備えていることで、判定のばらつきや誤りを抑制しつつ、作業時間の短縮も可能とした。
また、システムは複数社員による複層的な判定ができる設計であり、判定の客観性向上も図っている。今後は2025年度の定性判定業務からシステム利用を始め、2026年度から予定される業界共通評価制度の運用にも活用を拡大する方針だ。
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AIdiver編集部(エーアイダイバーヘンシュウブ)
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