企業のAIエージェント活用は転換点を迎えている。Googleが2025年10月9日に開催した「Gemini at Work」で発表した「Gemini Enterprise」は、単一アプリケーション内での作業効率化から、複数システムを横断した業務プロセス全体の自動化へと焦点を移した。特徴は、Google Workspaceの契約者でなくても、Microsoft 365やSalesforce、ServiceNowなどと連携しコンテキストを共有可能という点だ。OpenAIのAgent Builder、SalesforceのAgentforceに続き、主要プレイヤーのエージェントプラットフォームが出揃った今、企業IT関係者は自社の業務プロセスに最適な選択肢を見極め、概念実証(PoC)に踏み出すべき時期に来ている。
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京部康男(AIdiver編集部)(キョウベヤスオ)
ライター兼エディター。翔泳社EnterpriseZineとAIdiverには業務委託として関わる。翔泳社在籍時には各種イベントの立ち上げやメディア、書籍、イベントに関わってきた。現在はフリーランスとして、エンタープライズIT、行政情報IT関連、企業のWeb記事作成、企業出版支援などを行う。Mail ...
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