NTTデータ関西は、東京都北区と共同で、面談業務の効率化および区民サービス向上を目指す生成AIの実証実験を1月7日より開始した。実証実験は6月30日まで実施される。
今回の実証実験では、NTTデータ関西が提供する「スマート面談AIナビ AiBou」を活用する。同AIは面談担当者が区民対応を行う際、リアルタイムで業務を支援することを目的として設計されている。主な検証事項は、面談時の聞き取り精度の向上と、記録作成に要する事務作業の時間削減効果である。
対象となる業務は、生活福祉課および保健サービス課で行われる面談業務である。自治体の面談業務は、区民一人ひとりに対し、正確かつ漏れのない聞き取りと記録が求められる重要な業務とされている。そのため業務負担が大きく、効率化への期待が高まっている。
東京都北区では、令和7年度から全職員が生成AIツールを利用できる環境整備を進めており、区民サービスや区政運営のDX(デジタルトランスフォーメーション)を積極的に推進している。今回の実証はその一環として、業務負担の軽減、区民サービスの向上効果を具体的に検証するものとなる。
東京都北区長のやまだ加奈子氏は、「先行自治体での取組を見て期待している。職員の負担軽減と区民の方々の幸福な生活に繋がるシステムであり、今回の実証を楽しみにしている」とコメントしている。生成AIの行政分野での安全な利活用推進が今後注目される。
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