シリコンバレー発のAIワークスペース「Genspark」は、2026年3月13日にAIワークスペース3.0のリリースと、新機能「Genspark Claw」を発表した。これにより、従来型の「AIを活用して業務を早く進める」段階から、「AI自らが業務を実行する」という次世代型の業務遂行が可能となる。
Gensparkは、専門知識を持たないユーザーでも、簡単な指示によってAIが業務のタスク分解や最適モデルの選択、プロジェクトの自動進行を行う業務特化型ワークスペース。ChatGPTやGemini、Claudeなど、80種類を超えるAIモデルが統合されており、業務内容に応じて最適なAIを選択して自動化が実現できる。
今回発表されたAIワークスペース3.0の主なアップデートは、「Genspark Claw」をはじめ、定型作業の自動化を支援する「Genspark Workflows」、コミュニケーションを支える「Genspark Teams」、会議記録を自動で行う「Genspark Meeting Bots」、音声操作による進行管理「Realtime Voice」など多岐にわたる。これらはMicrosoft AzureやAnthropic、OpenAIなどのクラウド基盤を採用し、高度な業務支援が可能となっている。
「Genspark Claw」は、複数のソフトウェアや業務をまたぐプロセスをAI社員が自律的に実行する機能である。LINEやTeams、Slackと連携し、調査や資料作成、スケジュール調整、フォローアップメールの送信、会議記録などをチャットベースで一貫して実行する。さらに広告運用アカウントと連携すれば、リアルタイムで運用ダッシュボードの作成も行える。
プライバシー保護の観点からは、ユーザー専用のクラウドコンピューター上でサービスが提供され、データは他ユーザーと分離されている。これにより、アクセス範囲の制御や情報の安全性が強化された。
今回のアップデートは、個人向けユーザーに先行して提供され、法人向けにも順次展開sれる予定となっている。
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