レブコムとベルシステム24は、営業活動における顧客との会話データ活用スキームの構築に向けた戦略的協業を開始した。両社は、音声解析AI「MiiTel」を活用したBPOサービスの提供によって、フィールド営業・店舗販売・インサイドセールスなど、複数チャネルにおける営業活動のデータ活用を支援していく。
これまで両社は、「MiiTel」とベルシステム24のBPOノウハウを融合し、インサイドセールス分野で連携していた。今後は対象をフィールド営業や店舗販売など対面領域にも広げる。これにより、従来ブラックボックス化しやすかった対面での会話データを可視化し、属人化の解消や、ベテラン営業担当者の成功パターンを基にしたトークスクリプト開発、営業・販売戦略立案といった営業力強化に取り組む。また、マーケティングへの活用も見据えている。両社は今後3年間で20億円の売上を目指す。
協業の背景には、対面営業や個別対応の増加による会話データや活動状況のブラックボックス化、営業担当者の経験への依存がある。さらに営業チャネルの多様化により、データの一元管理も難しく、組織全体でのナレッジ共有や営業品質向上が課題となっていた。これらを解決するためには、活動の可視化と分断化された情報の統合・分析が不可欠である。今回の協業により、営業領域での課題解決と企業の事業成長支援を目指すデータ利活用を実現する。
本協業では、「MiiTel」シリーズを基盤に、ベルシステム24が持つ業務コンサルティングやデータ利活用のスキルを組み合わせることで、データに基づいた営業活動における顧客の全体像を把握できる環境を構築する。それにより、営業現場の生産性向上、売上拡大、顧客満足度向上に直結する改善策を提供するとともに、経営判断に活用できるデータドリブンな仕組みを実現するとしている。リアル・オンラインの垣根を超えた営業活動におけるコミュニケーションのビッグデータ化を目指し、販売戦略といった経営支援に繋げるためのデータ利活用を進める方針。
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AIdiver編集部(エーアイダイバーヘンシュウブ)
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