大韓航空は2026年2月4日、オンラインでの顧客相談サービスを強化するため、生成AIを活用したAIチャットボットサービスを開始した。新たに導入されたこのチャットボットサービスは、航空会社の規定など膨大なデータを学習した生成AIを基盤としている。従来のシナリオ型とは異なり、利用者の質問意図をリアルタイムで分析して正確かつ適切な回答を行うことができる。
このサービスの主な特徴として、高度な自然言語認識による対話が可能で、日常会話に近い自然な文章での質問にも対応する。例えば、「仁川からパリのエコノミークラスの無料受託手荷物は何個まで?」といった具体的な問いにも、文脈を理解した回答が得られる。
加えて、チャットボットの回答には根拠となる出典や関連ページのリンクが表示される。AIが事実とは異なる回答を生成する現象(ハルシネーション)を最小限に抑えるため、検証済みデータに基づく独自データベースを利用している。
対応言語は従来の4言語(韓国語、英語、日本語、中国語簡体字)から、フランス語、ドイツ語、タイ語、ベトナム語などを加え13言語に拡大。世界中の多様な顧客にシームレスなサポートが提供可能となった。
また、AIチャットボットでの対応以外に詳細な確認が必要な場合、チャット画面から「オペレーターに繋ぐ」ことで、韓国語および英語で有人対応へ移行できる機能も備えている。
本サービスは大韓航空の公式サイトおよびモバイルアプリから利用できる。今後は航空券購入や予約照会などの機能追加も予定されており、更なる利便性向上が計画されている。
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