富士ソフトは2026年8月6日、AIエージェントによる購買支援が進展する「エージェンティックコマース」時代に向けたグループの新たなコマース戦略を発表した。今後は、AIとの接点から企業の業務基盤を一体化し、変革を支援する「次世代コマース基盤」を構築・運用まで一貫して支援するとしている。
富士ソフトグループの特徴は、これまでEC・店舗・決済・受発注・基幹・物流領域においてシステムの構築力を持ち、システム同士の連携から運用までを一貫して担ってきた点にある。今後はAIエージェントが提案した商品情報や注文内容を、決済・受発注処理や基幹システム連携までシームレスにつなげる仕組みが必要とされることから、富士ソフトはこれをグループの強みとして活用し、新たな基盤構築を推進していく。
発表では、世界的な決済プラットフォームであるStripeが展開するパートナープログラム「Stripe Partner Ecosystem」に富士ソフトが参画することも明らかにされた。これにより、Stripeが提供する決済・認証・取引連携技術と、富士ソフトグループのシステム構築・連携力を組み合わせることで、AIエージェントの提案から注文受付・決済実行・業務処理までを一つの流れとして企業に提供する。
国内外でエージェンティックコマースの導入や市場形成が進むなか、今後はAIによる購買が新たな企業間競争の焦点となることが見込まれている。富士ソフトグループは、構想策定から業務設計、実装・運用改善までを総合的に支援し、企業の現在の状況に合わせてAI接点と業務基盤をつなぐ「次世代コマース基盤」の構築を目指すとしている。
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