ソフトバンクは、「Oracle Alloy」を採用したクラウドサービス「Cloud PF Type A」で、SB Intuitionsの国産大規模言語モデル(LLM)「Sarashina(さらしな)」を活用した生成AIサービスの提供を、2026年6月から順次開始する。「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」における200種類以上のAIおよびクラウドサービスが利用可能な「Oracle Alloy」を活用したクラウド基盤を、ソフトバンクの日本国内データセンターに導入。これは、ソフトバンクが管理・運用することでデータ主権(ソブリン性)を備えたクラウドサービスである。
SB Intuitionsが開発を進める「Sarashina」は、高い日本語処理性能を持ち、日本特有の文化や慣習に精通した国産LLMだという。「Cloud PF Type A」にて「Sarashina」を利用することで、顧客が保有する機密情報やデータなどを連携させた高精度な生成AIサービスを、データ主権を備えた環境下で活用できる。また、文章校正やリポートの自動生成、社内ナレッジと連携したプログラミング支援機能に加えて、人と自然な対話が可能なAIエージェントや、複数のAIが協調して課題解決を行うマルチエージェントシステムの構築など、幅広い業務の効率化に貢献する生成AIサービスを提供するとしている。
ソフトバンクは、オラクルが提供する分散型クラウドに加えて、オラクルのエンタープライズ向けの生成AIサービス「OCI Enterprise AI」や、大規模なAIモデルの学習・推論・運用を支えるOCIの AIインフラストラクチャを展開し、AIサービスの開発と拡張を支援する考え。OCIで提供される高度なAIサービスに加えて、強固なセキュリティーやガバナンスを確保することで、企業および自治体におけるソブリン性を備えたAI活用のニーズに応えるとのことだ。
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