AIデータプラットフォームの開発・提供およびAXソリューションを展開する株XAION DATAは、全国の従業員数1,000名以上の企業に所属するAI・DX推進関与者200名を対象に、「AX(AIトランスフォーメーション)推進に関する実態調査」を実施した。
エンタープライズ企業の79.0%がAIを業務実装、AI投資は部門・全社レベルへ
勤務先におけるAIの業務実装フェーズについて聞いたところ、「全社横断でAIを業務プロセスに組み込んでいる段階」が39.0%で最多に。次いで、「部門単位でAIを業務の一部に組み込んでいる段階」が30.5%、「一部の社員が個人的に生成AI等を利用している段階」が17.5%、「AIが自律的に意思決定や業務実行を担う段階」が9.5%となった。
「部門単位でAIを業務の一部に組み込んでいる段階」「全社横断でAIを業務プロセスに組み込んでいる段階」「AIが自律的に意思決定や業務実行を担う段階」を合計すると79.0%となり、AI投資は個人利用や検討段階を超え、部門・全社レベルでの業務実装へと進みつつあることがわかる。
DWH・データレイク等の導入は74.5%、一方で「AI前提」の設計には課題
勤務先における社内データ統合基盤(DWH、データレイク、データファブリック等)の導入状況について聞いたところ、「全社規模で導入し、運用している」が28.0%、「一部部門・一部領域で導入し、運用している」が46.5%となった。両者を合わせると、74.5%がすでに何らかの形でデータ統合基盤を導入・運用していることになる。
7割が直面する「AI-Ready」の壁 データ分断・品質・社外データ統合が課題に
AI投資を進める上でのデータ整備状況について聞いたところ、「社内データが部門・システムごとに分断され、統合できていない」に「強く該当する」「やや該当する」と回答した人は76.5%となった。
また、「データの形式・品質・更新頻度が不揃いで、AIが活用しづらい」に該当すると回答した人は72.5%、「データの鮮度が保たれず、最新の市場・業界動向を反映できていない」に該当すると回答した人は65.0%、「社外データ(オープンデータ・市場データ等)との統合ができていない」に該当すると回答した人は73.5%となった。
社外データは活用が進む一方、社内データとの接続に課題
勤務先における社外データ(市場データ・業界統計・オープンデータ等)のAI活用への組み込み状況について聞いたところ、「社外データを社内データと統合し、AIの判断・分析に活用している」は25.0%だった。
一方で、「社外データをAIに活用しているが、社内データとの統合はできていない」は44.0%となり、社外データの活用自体は進みつつあるものの、AIの判断材料として社内データと横断的に活用できているケースは一部にとどまることがうかがえた。
社外データ統合により、76.0%が「AIの判断精度が向上」と回答
社外データを社内データと統合し、AIの判断・分析に活用している人に効果や価値を聞いたところ、「AIの判断精度が向上した」が76.0%で最多となった。次いで、「社内データだけでは見えなかった示唆・インサイトが得られた」が68.0%、「AIの活用領域・ユースケースが拡大した」が52.0%、「新たな業界・市場機会の発見につながった」が50.0%となった。一方で、社外データを社内データと統合し、AIの判断・分析に活用できている企業は25.0%にとどまっている。
調査概要
- 調査名称:AX(AIトランスフォーメーション)推進に関する実態調査
- 調査期間:2026年5月11日(月)〜5月14日(木)
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象者:従業員数1,000名以上の企業に勤務し、AI・DX推進に関与している正社員
- 有効回答数:スクリーニング調査:6,000名、本調査:200名
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AIdiver編集部(エーアイダイバーヘンシュウブ)
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