医療法人社団蘇生会は、蘇生会総合病院(京都市伏見区)において、ChatGPTの音声機能を用いたAIアバターによる接遇研修を2025年度に実施し、全日程を終了した。この研修は、患者満足度の向上と、現場で即実践できる接遇対応力の育成を目的として行われた。

AIアバターは、外来や病棟で起こりやすい複数の場面を再現し、職員の言葉遣いや態度に応じて反応を変えるため、受講者は相手の気持ちをくみ取る力が求められたという。たとえば、外来では予約の間違い、待ち時間の説明、病棟では配膳が遅れた場合の対応など、具体的な状況に即した演習が行われた。
研修はロールプレイ形式で進められ、受講者同士が意見交換を行い、自身の言葉遣いや共感の示し方を客観的に振り返る機会となった。従来の研修と異なり、感覚に頼らない具体的なスキル習得を重視した。研修後のアンケートでは、資料の分かりやすさや進行への満足度で高評価を得たとのことだ。今後は受講者や部署の特性に応じて内容をさらに充実させる方針としている。
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AIdiver編集部(エーアイダイバーヘンシュウブ)
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