アクセンチュアとAnthropicは、AIの安全性評価を担う「組み込み型評価者(embedded evaluators)」の専門チームをAnthropic社内に設立するため提携した。両社はそれぞれ、今後5年間でAIの安全性向上に10億ドル以上を投資する見込みだ。
同チームは、AIモデルの評価、レッドチーミング、アラインメント評価、モデルのセーフガードの有効性検証を担う。Anthropicの各部門やAIの安全性に関するパートナー各社と連携し、安全で信頼性の高いAIの開発を支援する。
アクセンチュアは、これまで培ってきた「責任あるAI」の知見に加え、AI実装企業Faculty(ファカルティ)の買収を通じて獲得した技術力とAI安全性に関する専門性を活用する。Facultyは、AI研究機関や企業が開発するAIモデルのテストや評価を手がけてきたほか、安全性と倫理性を設計段階から組み込んだAIシステムの構築経験を持つ。活動領域は政府、防衛、ヘルスケア、社会インフラなどに及び、新型コロナウイルス感染症の流行時には英国国民保健サービス(NHS)の早期警告システムの開発も手がけた。
アクセンチュアは、AI、セキュリティ、業界専門知識を持つ専任チームを編成し、Anthropicと協働する。アクセンチュア会長兼CEOのジュリー・スウィート氏は、組み込み型評価について「新たな領域であり、今後のAIの安全性を支える重要な要素」と位置づけている。
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