10月24日、伊藤忠テクノソリューションズ(以下、CTC)は、AIエージェントを活用した業務変革支援サービス「Data&AI Offering Suite」の提供を開始した。

同サービスは、経営における重要な指標(KPI)の達成を妨げる要因を特定し、人手による非効率や不正確さが残る業務の再設計を支援。ニーズにあわせて、AI導入支援サービス、業務効率化を担うAIエージェント、データ基盤を組み合わせて提供する。
- 課題解決アプローチ:CTCが実証で培った知見を標準化し、法務、人事、監査、製造、営業などの業務に対応したAIエージェントを提供する
- AI導入支援サービス:現状の業務プロセスを診断し、シフト作成や文書のレビューなど、人手により時間を要する業務を明確化。AIエージェントの活用を前提とした業務の再設計、評価指標の策定、本番運用までを一気通貫で支援する
- データ&AI基盤:オンプレミスとクラウドを組み合わせ、既存システムやクラウドに散在するデータを統合する基盤を構築。AIエージェントを安全かつ効率的に活用しながら、コスト最適化とデータ保護やガバナンスの両立を目指す
今後CTCは、与信審査や監査などのドメインに特化したAIエージェントも順次展開し、企業の業務効率化と高度化を進める方針。3年間で100件の受注を目指している。
【関連記事】
・カラクリとUpstage、日本語LLM「Syn Pro」を共同開発 32Bパラメータながらも高い精度
・Cloudflare日本法人代表に松本紗代子氏が就任 日本市場での成長加速・AI駆動型DX支援を強化
・CTC、ノーコードAIエージェント開発基盤「Dify Enterprise」提供開始
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
AIdiver編集部(エーアイダイバーヘンシュウブ)
「AIdiver」(エーアイダイバー)は、株式会社翔泳社が運営する、企業およびビジネスパーソンのAIの利活用にフォーカスしたメディアです。経営、ビジネス、日々の業務をAIで変革したい「AIリーダー」の皆さまに役立つコンテンツを発信します。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
