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MIXI「経営会議でAIを使っていないと“ボコボコ”に……」 AIで「10億円」削減の裏側と現在地

経営陣が示した「もはや活用率では語らない」次の目標

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「会議が変わった」 経営陣が実感したAIの使いどころ

パネルセッション参加者
  • 取締役 上級執行役員 村瀨龍馬
  • 取締役 上級執行役員 CFO 島村恒平氏
  • 執行役員 CTO 吉野純平氏
  • 執行役員 CDO(デザイン) 横山義之氏
(左から)株式会社MIXI 取締役 上級執行役員 村瀨龍馬氏/取締役 上級執行役員 CFO 島村恒平氏/執行役員 CTO 吉野純平氏/執行役員 CDO(デザイン) 横山義之氏
(左から)株式会社MIXI 取締役 上級執行役員 村瀨龍馬氏/取締役 上級執行役員 CFO 島村恒平氏/執行役員 CTO 吉野純平氏/執行役員 CDO(デザイン) 横山義之氏

取締役 上級執行役員 村瀨龍馬氏(以下、村瀨):まずはこの1年「私たちはこう変わった」を、一言で教えてください。

取締役 上級執行役員 CFO 島村恒平氏(以下、CFO/人事 島村):経営層としての意思決定の仕方が変わりました。以前は、経営会議がある前日に資料を読み込んだ上で自分の提案を作るのに時間をかけていました。それが今は、いろんな人格の意見をAIで集約してそれとディスカッションをしながら自分の意見を形成しています。 “思考密度”が飛躍的に上がりましたね。

執行役員 CTO 吉野純平氏(以下、CTO 吉野):AIによって経営会議での質問にすぐ答えられるようになりますし、内容が深まるのは良いことですよね。自分自身の担当領域としては、下半期のはじめ頃、ほぼすべてをAIにすることで誰かが「新しいプロダクトを作りたい」と言ったときに笑って送り出せるようにしたいと話しました。今、実際に人の流動が増えたように思えます。これは非常に良い流れだと感じています。

執行役員 CDO 横山義之氏(以下、CDO 横山):私も経営会議の前に「CDOとしてどのような視点で質問すれば良いか」をいろんなAIに聞いています。一方で、デザイン領域においては試してから作る時代が来たと実感しました。AI以前、デザイナーは「この程度のものであれば自分で作れるかも」「こう道筋を立てれば作れるだろう」と考えて行動していました。しかし、今ではAIでまず「これとそれとあれを試そう」と思える。そのうちに、最初はできないと諦めていたものが「AIを活用すればできるかもしれない」という発想に変わる。結果的に一人ひとりのクリエイティブの幅が広がっています。

村瀨:「経営会議」の話が多く上がりましたが、経営会議では議題を出すほうも見るほうもAIを使っていなければ“ボコボコ”にされます(笑)。リスクも踏まえてあらかじめAIで確認や壁打ちをしていたほうが、経営会議がスムーズに進むという考え方なんです。その結果、プレゼンテーションスライドがドキュメントに変わりました。スライド作りは一部撤廃したり、事前協議はGoogle NotebookLMのポッドキャストで聴いたりと、工夫がされています。

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コードの40%はAIで書く 数字が示す組織浸透

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この記事の著者

藤井有生(AIdiver編集部)(フジイ ユウキ)

 1997年、香川県高松市生まれ。上智大学文学部新聞学科を卒業。人材会社でインハウスのPMをしながら映画記事の執筆なども経験し、2022年10月に翔泳社に入社。ウェブマガジン「ECzine」編集部を経て、「AIdiver」編集部へ。日系企業におけるAI活用の最前線、AI×ビジネスのトレンドを追う。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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