Anthropicが、最新モデル「Claude Opus 5(クロード・オーパス・ファイブ)」をリリースした。本モデルは、多くの領域でClaude Fable 5に迫る性能を半額で実現しているとのことだ。Anthropicがこれまでにリリースした中で最もナレッジワーク性能に優れたモデルであり、複雑なコーディングタスクにおいても大幅な性能が向上されている。これまでのOpusモデルと同様に、30日間の限定データ保持は必要ないという。
価格はOpus 4.8と同様で、Opus 5の入力トークン100万件あたり5ドル、出力トークン100万件あたり25ドル。Claude Maxではデフォルトモデルとして、すべての有料プランで標準の利用上限が適用される。
なお、Anthropicは、数日がかりの自律的な大規模プロジェクトなど高度な作業向けにはClaude Fable 5が引き続き最適な選択肢だとしている。
Opus 5の特長
- ナレッジワーク:GDPにおいて最高水準の性能を発揮する。ZapierのAutomationBenchでも首位を獲得した
- 自律性:やり取りを大幅に減らしながら作業をより深く進め、その過程で自らの成果を確認し、エラーからも回復する
- 生物学:科学研究向けに現在一般提供されているAnthropicのモデルの中で、最も高性能。Opus 4.8と比較して生物学タスクで優れた性能を発揮し、すでに研究にAIを組み込んでいる研究者の生産性向上を支援する
処理レベル
Opus 5では、コストと性能のトレードオフを1つのダイヤルで調整できる。低・中・高のいずれの処理レベルでも性能を維持しながら、運用コストを大幅に削減でき、CursorBench 3.2ではhigh・xhigh・maxの処理レベルにおいてコスト対性能比で他の全モデルを上回る。また、DeepSearchQAやHumanity's Last Exam(ツール使用あり)といった評価においても、最も高性能かつコスト効率に優れたモデルとなっている。
セーフガード
Opus 5はOpus 4.8とほぼ同様のセーフガード構成を保有するが、サイバーセキュリティ関連のセーフガードがより強化された。アライメントが高く、誤用への誘導に対して強い耐性を持つモデルとなっている。
Opus 5はサイバーセキュリティに特化して訓練された汎用モデルではないが、セキュアなコーディングやソースコード内の脆弱性発見といった防御的作業における有用性を高めるセーフガードを構築しつつ、誤用の防止にも配慮しているという。
同時ローンチする新機能
- Claude Platform向けOpus 5のFastモード(リサーチプレビュー):Opus 5のフル性能を維持したまま、出力トークンの生成速度を2.5倍に高速化する(価格は標準の2倍)。Claude Codeでも追加利用クレジットを通じて利用可能。
- 自動フォールバック機能:安全性分類器がリクエストを拒否した場合、同一リクエスト内でAPIが自動的に別モデルへ切り替えるため、ユーザーはエラーではなく有用な応答を受け取れる
- 会話途中でのツール変更:Claude Platform上で、開発者は会話の途中でもプロンプトキャッシュを無効化することなく、Claudeが使用できるツールを変更できる
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AIdiver編集部(エーアイダイバーヘンシュウブ)
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