「必須にしたところで、やらされ感で受講されるだけではないのか」──管理職約3,000名への「eラーニング受講の必須化」を決断したとき、推進する側にも懸念はあった。前編で触れた通り、ボトムアップ施策だけでは全社に届かないという現実が決断を後押しした。しかし、受講の必須化はあくまで入口にすぎない。受講を“理解”で終わらせず、現場のマネジメントを変容させるためには、コンテンツの設計そのものを変える必要があった。本稿(後編)では、コンテンツの設計思想──なぜスキルよりも先にマインドセットを扱うのか、なぜ教えるのではなく「問い」で導くのか──を示した上で、行動変容を生んだ3つの具体的な工夫を紹介する。
この記事は参考になりましたか?
- AIdiver Press連載記事一覧
-
- マイナビは管理職約3,000名の行動変容をどう設計したのか──AI活用のためeラーニングを...
- 管理職の42%がAIを使えない──マイナビが「全管理職必須研修」に踏み切った理由
- 日本にあって米国にないAI時代の強み 格差を生まない社会実装は可能なのか?
- この記事の著者
-
遠藤 優(エンドウ ユウ)
株式会社マイナビ デジタルテクノロジー戦略本部 AI戦略室 AI推進課に所属。2017年に新卒でマイナビへ入社。アルバイト情報事業本部にて求人原稿の作成やNPS調査の分析・改善推進、新規事業・プロダクト企画に従事。事業側での顧客価値創出の経験を経て、2025年10月よりAI推進業務を担当。「AI民主...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
-
波山 あかり(ハサン アカリ)
株式会社マイナビ デジタルテクノロジー戦略本部 AI推進課にて、全社の生成AI利活用推進を担当。管理職から一般社員まで数千名規模のAI研修の企画・運営や活用定着支援に従事し、管理職の行動変容を起点に組織全体へAI活用を広げる仕組みづくりに取り組んでいる。自身も以前は、本来注力すべき業務に時間を割けな...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
