自社のフェーズが分かる“3つの問い”
この記事の内容を、3つの問いにまとめます。自社が「トップが本気で引っ張る企業」の状態にあるかどうか、この3問でわかります。
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直近1ヵ月で、自分の手で最新のAIツールを触ったか。
音声対話でも、調べ物でも構いません。まず15分。 -
自分のAI活用を、自分の言葉で全社に発信したか。
うまい使い方でなくていい。失敗談のほうが、現場との距離を縮めます。 -
自社のAI活用率を、即答できるか。
売上は即答できるはずです。では、全社で活用せよと号令を出したAI活用率は、測っていますか。
ここまで、AI変革が進む企業の共通点を見てきました。では、そうなっていない企業、つまり号令はかかっているのに進まない企業では、いったい何が起きているのか。答えは、「フェーズ」の違いです。
組織のAI活用率には段階があり、今どの段階にいるかで、打つべき手立ては180度変わります。AI活用率が20%の組織でやるべきことと、50%を超えている組織でやるべきことは、まったく違うのです。それにもかかわらず、多くの企業が「隣がやっている施策」をそのまま真似て、空回りしています。(トップの実践に加えて「AIを使うほど報われる評価・報酬の設計」に踏み込む企業も強いのですが、これは推進の実務に踏み込む話。次回以降で扱います)
先ほどの問い「自社のAI利用率を即答できますか」に戻ります。これらに即答できないなら、それが最初の経営判断です。測って、自社のフェーズを知る。
次回は、経営層と現場の間で奮闘するAX推進リーダーに向けて、この「組織のAI活用率」をフェーズ別に解剖します。自社が今どの段階にいて、次の一手は何なのか。AIを業務と組織に根づかせるこの実務領域を、私は「AI-Ops」と呼んで専門にしています。その現場の解剖図をお届けします。
